H1: F-1ビザ申請時に必要な財政要件とは? H2: F-1ビザの年間必要資金の基準額 H3: 学費・生活費・その他費用の内訳 H2: 財政能力証明に必要な書類と方法 H3: 銀行残高証明書の注意点 H2: よくある質問(FAQ) H3: F-1ビザ申請時に奨学金は利用できるか? H3: スポンサーがいる場合の手続き方法

F-1ビザ申請者が満たすべき財政要件の詳細について

F-1ビザの財政要件を満たすためには、申請者は少なくとも1年間の学費、生活費、およびその他関連費用を賄う十分な資金を持っていることを証明する必要があります。以下に詳細を説明します。

最低必要額

学費生活費、およびその他の費用を合計した金額が基準となります。この金額は学校が発行するI-20フォームに記載されており、学校や地域によって異なります。

主な費用内訳

  1. 学費:

    • 学校やプログラムによりますが、年間約 $10,000~$50,000 が必要です。

    • I-20フォームに記載された具体的な学費が基準となります。

  2. 生活費:

    • 滞在地域によって異なります。都市部(ニューヨークやロサンゼルスなど)では年間約 $15,000~$30,000、地方では年間約 $10,000~$20,000 が目安です。

  3. その他の費用:

    • 健康保険料や教材費などで年間約 $1,000~$2,000 が追加で必要です。

財政能力証明に必要な書類

申請者は以下の書類を提出して財政能力を証明します:

  • 銀行発行の残高証明書:

    • ビザ申請者自身が留学費用全額を負担する場合、預金口座に十分な資金があることを示す英文の残高証明書。

    • 残高は少なくとも1年間分の学費と生活費をカバーできる金額である必要があります。

    • 親が留学費用の資金負担をする場合、親名義の英文残高証明書と親名義の所得額証明書(市民税・県民税・森林保護税課税証明書)、親子関係を証明するために
      戸籍謄本(全部事項証明書)とそれら書類の英訳書類の提出が必要となります。親の所得金額が低いと判断された場合、ビザ申請が不許可となることもあります。
  • スポンサーの証明書(必要に応じて):

    • 勤務先企業などが資金支援者となる場合、その企業(スポンサー)による英文資金負担証明書などを代わりに提出します。

  • 奨学金証明書(該当する場合):

    • 奨学金で費用を賄う場合、その証明書を提出。

推奨される資金額

財政能力を証明するためには、最低でも年間約 $30,000~$70,000 の資金を準備することが推奨されます。これは学費、生活費、およびその他の関連費用を含む合計額です。

注意点

  • 資金は流動性が高く、すぐに利用可能である必要があります。

  • 銀行残高証明書は最新のものであり、28日以上継続して保持されている資金であることが求められます。

  • I-20フォームに記載された金額に基づき、必要な資金額を確認してください。

この財政要件を満たすことで、アメリカ大使館は申請者が留学中に経済的に安定していると判断し、F-1ビザの発給につながります。


アメリカF-1ビザ申請サポートへのお申し込みはこちらから

アメリカビザ申請用の戸籍謄本(全部事項証明書)の有料英訳手配サポートへのお申し込みはこちらから

アメリカビザ申請用の写真要件についてはこちらから

ビザに関する様々なご質問やご相談も、随時受け付けております。また企業様、団体様等での一括お申込みに関しましてもお気軽にご相談下さい。