オーストラリア学生ビザの主な条件と注意点【2025年最新】

オーストラリア学生ビザの主な条件と注意点【2025年最新】

オーストラリア学生ビザ(Subclass 500)には、遵守すべき様々な条件があります。
これらの条件を守らない場合、ビザキャンセルや強制送還、再入国制限といった重大なリスクが生じるため、必ず内容を把握しましょう。

主なビザ条件一覧

条件番号 概要 主な内容
8105 就労制限
  • コース開始前の就労禁止
  • コース期間中は毎月曜日からカウントして2週間で最大48時間まで就労可
  • 休暇期間中はフルタイム就労可
  • 修士号・博士号の研究課程は無制限で就労可
8202 学業成績・出席率
  • フルタイムの政府認可コースに在籍
  • コース進捗・成績・出席率を満たすこと
8208 重要技術分野の研究
  • 大学院で重要技術分野の研究を行う場合、コースや研究テーマの変更には事前許可が必要
8501 OSHC保険加入
  • OSHC(海外留学生健康保険)に継続加入
  • 未加入期間の入国・滞在は禁止
8516 条件維持
  • ビザ発給条件を継続して満たすこと
8517 扶養家族の教育
  • 5歳~18歳未満の扶養家族がいる場合、適切な学校教育を継続手配
8532 18歳未満の福祉管理
  • 保護者と同居しない場合、学校認可の宿泊先・福祉サポート維持
  • 宿泊先の変更には学校の書面許可が必要
8533 住所・学校変更の通知
  • 入国後7日以内に現地住所を学校へ通知
  • 住所変更・学校変更時も7日以内に通知

就労制限の詳細

  • コース開始前は一切就労不可
  • コース期間中は2週間で最大48時間まで(扶養家族も同様)
  • 休暇期間中はフルタイム就労可
  • 修士号・博士号の研究課程は就労無制限(扶養家族も同様)
  • カリキュラムに実習含む場合は例外あり
  • 2週間=毎週月曜から次週日曜までの14日間

OSHC(海外留学生健康保険)について

  • OSHC未加入期間の入国・滞在は不可
  • 入国日から出国日まで継続加入が必要
  • 保険証明書はビザ申請時・入国時に提示を求められることあり

違反時のリスク

  • ビザキャンセルや強制送還の対象
  • 3年間のオーストラリア入国制限が科される場合あり
ビザ条件は毎年変更される可能性があるため、必ず最新の移民局公式情報を確認してください。

ビザに関する様々なご質問やご相談も、随時受け付けております。また企業様、団体様等での一括お申込みに関しましてもお気軽にご相談下さい。