オーストラリア サブクラス400ビザの対象職業・活動一覧
サブクラス400ビザ(Temporary Work (Short Stay Specialist) visa)は、オーストラリア国内で短期間(通常3か月以内)に限り、現地で代替困難な高度な専門性・技能を持つ外国人が就労・活動するためのビザです。
このページでは、サブクラス400ビザで認められる職業や活動内容を詳しく解説します。
サブクラス400ビザで認められる主な活動・業務内容
- 高度専門的・特殊技能を要する短期業務(現地で代替困難な場合)
- 海外から導入した設備・機械の設置、メンテナンス、アフターサービス、緊急修理
- 専門家・コンサルタントによる短期プロジェクト支援
- 専門分野の講演者、ワークショップやマスタークラスの講師
- 特殊技能を持つ請負業者や契約社員
- 国際企業の内部監査人やトレーニング担当者
- オーストラリア国内で公開・放送されない作品の制作やプロモーション活動
対象となる職業・役割一覧(ANZSCO Major Groups 1, 2, 3)
カテゴリ | 具体的な職業例 |
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経営管理職(Managers) | 事業部長、工場長、プロジェクトマネージャー、ITマネージャー、オペレーションマネージャー |
専門職(Professionals) | エンジニア(機械・電気・土木等)、ITスペシャリスト、コンサルタント、研究者、医師、会計士、建築家、科学者 |
技術職(Technicians and Trades Workers) | 設備技術者、メカニック、電気技師、溶接工、製造技術者、据付・修理技術者、特殊技能工 |
その他 | 短期プロジェクトのスペシャリスト、内部監査人、ワークショップ講師 |
サブクラス400ビザの対象外となる職業・活動
- エンターテインメント業界(公演・放送・上映を伴う活動)
※俳優、ミュージシャン、制作スタッフ等がオーストラリア国内で公に披露される作品に関わる場合は不可 - オーストラリア国内で公開・放送される映像・舞台・音楽制作への関与
- 長期的または継続的な雇用を目的とする活動
※上記に該当する場合は、サブクラス408ビザ(Temporary Activity visa)など他のビザが必要です。
まとめ|サブクラス400ビザのポイント
- オーストラリア国内で短期間かつ非継続的に、高度な専門性・技能・知識を提供する必要がある職種が対象
- 経営管理職、専門職、技術職、特殊技能を持つ請負業者やコンサルタント、講師、監査人、特殊な設備の設置・修理技術者などが該当
- エンターテインメント分野での公演・放送活動は除外
- 申請時は「オーストラリア国内で代替できない高度な専門性」が求められる
サブクラス400ビザの申請代行や職業該当性のご相談は、オーストラリア大使館でマネージャーとして勤務経験のある代表加藤秀喜が運営するeVisaセンターへご相談ください。