【2025年最新版】オーストラリア サブクラス600観光ビザ申請に必要な書類とアドバイス
【元オーストラリア大使館員が解説】サブクラス600ビザ申請に必要な書類と成功のポイント
更新日:2025年4月|監修:元オーストラリア大使館査証課マネージャー 加藤秀喜
サブクラス600(Visitor Visa)とは?
サブクラス600ビザは、オーストラリアへの短期滞在(観光、親族訪問、商用など)を目的とした一時ビザです。本記事では観光目的にフォーカスし、必要書類と成功のポイントを解説します。
申請に必要な基本書類一覧
- ① パスポート:有効期限6ヶ月以上、顔写真ページのカラースキャン
- ② 証明写真:6ヶ月以内に撮影されたカラーの顔写真(JPEG)
- ③ 渡航計画書:旅行日程、訪問地、宿泊情報などを明記
- ④ 経済力証明:銀行の残高証明書、給与明細、課税証明など
- ⑤ 雇用証明または在学証明:帰国意思の証明になる重要書類
- ⑥ 親族訪問時:招待状や在留証明(オーストラリアの親族・友人から)
- ⑦ その他補足資料:航空券、ホテル予約確認書、旅程表、不動産所有証明書など用意できるもの
よくある書類不備と注意点
以下のような状況や書類不備があると、審査にマイナスとなり、ビザが却下されることがあります。
- 残高金額(所有資金)が少ない
- 自己資金での渡航でない
- 日本の永住権を持っていない又は日本に移住して期間が短い
- 在職年数が少ない
- 観光目的が曖昧、または移住目的と誤解される内容
- 帰国の意思を示す書類(仕事・学業・家族など)が欠如している
元審査官が語る、審査通過のための重要ポイント
- 渡航目的が明確で短期滞在であること
- 十分な経済力が裏付けられていること
- 帰国意思を証明する明確な事情(仕事、家族、学業、不動産所有有無など)があること
申請書類は「信頼の証拠」として扱われます。内容の一貫性と明確さが審査通過のカギとなります。
オンライン申請(ImmiAccount)の流れ
- ImmiAccountを作成。eVisaセンターの代行サポートご利用者はご自身で作成は不要です。
- オンライン申請書フォームを記入(英語)。eVisaセンターの代行サポートをご利用の場合には、日本語でeVisaセンター規定のオンライン質問書を作成いただきます。ご自身で英語でオンラインビザ申請書の作成は不要です。
- 必要書類をアップロード(PDF/JPG)
- 申請料金を支払い(A$197.73。サーチャージ料込み)
- 審査結果は電子メールで通知(通常1ヶ月半くらい。繁忙期には更なる時間がかかる)
まとめ|確実なビザ取得のために
サブクラス600ビザは、適切な必要書類・申請書類を揃えれば比較的取得しやすいビザですが、書類の不備や目的の曖昧さがあると却下のリスクもあります。提出書類の中に例えば在職証明書の中にどのような項目を網羅していると大使館職員が審査しやすいか又は心象が良くなるかなどを踏まえて、当eVisaセンターでは用意いただく必要書類を申請者個々の状況を踏まえて深掘りしてご案内しております。ビザ申請前にしっかり準備を整えることが、安心して旅に出る第一歩です。
プロのサポートを希望する方へ
元大使館査証課マネージャーである私、加藤秀喜が監修するeVisaセンターでは、申請サポートを承っております。申請書類の確認や英語翻訳も含め、確実な申請をお手伝いします。
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